それは突然の出会いだった。。。
現在の車は2012年に中古で買って21万キロを超えたホンダのエアウェイブ(購入時は4.3万キロ)。
買ってから分かった“ジャダー現象(※)”と付き合いながらも大きなトラブルもなし。
(※この頃のホンダCVT車特有の現象。低速時に“ガタガタガタ”という大きな振動が出ることが多々ある。肩こり・腰痛に効くらしい←嘘)
それでも燃費と積載量、そしてモデューロエアロに無限のリアスポイラーをまとった紫のボディは個人的にコンパクトステーションワゴンとして完璧。
しかし、走行距離も伸びてきて車検を1年後に控えたタイミングということもあり次の車候補選びをボチボチと始めていた。
車は好きだし、車=移動の道具というよりも趣味のモノという認識が強いので所有欲を満たしてくれる車に魅かれてしまう。
自分で最初に買った車はマツダのロードスターNB型だったが、今は家庭を持って子供もいる状況。
理想と現実のバランスは保たなくてはいけないと思いながらの車選びは結論が出ないままだった。
そもそも今の車で心の底から欲しいと思える車がない。
燃費や維持費を重視すればいくらでもあるかもしれないがそれならエアウェイブのままでいい。
そんな感じでひたすら暇があれば主にカーセンサーのサイトで車カタログを見る日々。
そして運命の日となる2020年11月23日の昼休み中。
「格好良いし欲しいけど購入費用はもちろん、維持費も高くて無理だ」とあきらめていたランドクルーザー70系のような車をなんとなく探してみたところ・・・
馴染みがなく全国でも7台しか在庫のない「テラノレグラス」という車で、その中の1台が目に入った。
「テラノはなんとなく知ってるけどレグラスって?」
「無骨さが格好良いし、ランクルとかパジェロより安いぞ!」
「2001年車とは言えディーゼルエンジンで走行が7万キロ未満!?」
「しかもディーラー系の中古で1年間のディーラー保証付!?」
狙っていた車ではない。
でも、これは千載一遇にして憧れていたこの時代のRV車に乗れる最後のチャンスかもしれないということは直感した。
次の休みは2日後の水曜日。
店舗が営業していることを確認すると直ぐにグーネットから来店予約を入れ、その日からテラノレグラスについての情報を無我夢中で漁りまくった。