テラノレグラスには前オーナーが付け替えたと思われる最近のナビに加え、バックカメラと連動されたミラー型ドライブレコーダー「AUTO-VOX X1」も装着されていた。
2000年代初頭のSUV車とは思えない豪華装備だったことも購入の決め手の一つとなったのは間違いない。
メーカー純正ではない後付けということで初期は原因不明の電源系統のトラブルに見舞われたものの、その後はナビもドラレコも快調!!
ということで、今回は購入後1年半以上使用している「AUTO-VOX X1」についての使い心地をレビュー。
「AUTO-VOX X1」は廃盤となっており、後継はフロントカメラ分離型の「AUTO-VOX X6」となっている。
ドラレコはもちろん、ミラー型ドライブレコーダーはまだ珍しく体感したことがなかったので最初はこれがついているだけで近未来感が半端なかったw
画面左には走行時速と方角、右には時刻が表示されている。
バックミラーに重ねて装着するタイプのため、最初はバックミラーとしては見えにくい感じもしたけど意外にすぐに慣れた。
配線は4本見えるが、1本は繋がっていない。
元々、3本の内1本がナビの裏から電源をとっていたようだが、これが原因でナビの画面にエラーメッセージが出たりドラレコの電源が急に落ちてしまう不具合があったため別にシガーソケットからとるようにした。
最短で前方(ナビの下辺り)のソケットからとることもできたんだけど、そうなると当然運転の妨げになるのでこういう感じで苦肉の配線↓
これなら運転の視界には入ってこないし、後部座席も両側座ることはまずないので個人的には問題ない。
後部座席にシガーソケットがあったことはもちろん、これだけ長いコードが付いたシガーソケットが純正であったこともラッキーだった。
普段はバックモニターとしての使用がメイン。
画質は良好で夜間の駐車でもカメラ感度が高いのかハッキリと表示される。
やはりテラノレグラスくらいの中~大型SUV車になると安全な後方視界確保のためにバックカメラは欠かせないのでこの装備はありがたい。
バックギアに入れなくても、軽くミラーに触れるとバックカメラの映像に切り替わる。
走行中でもすぐに切り替え可能。
後方の詳細情報を知りたい時は便利な機能だ。
肝心なドラレコとしての記録機能はというと、幸い事故等での映像検証の機会はないものの走行中は常時映像記録をしているため気になることがあったらすぐにSDカードを取り出してパソコンで再生することが出来る。
試しに見てみたところ、想像以上の滑らかさと画質の綺麗さで普通にアクションカメラを設置した車内からのような迫力映像が撮れていた。
ただし、記録されている映像は新しいものに上書き更新されていくため気になる映像があればすぐにバックアップしておかなければいけない。
もちろん、大容量の記録メディアも必須!
後継の「AUTO-VOX X6」商品ページによると・・・
>本機との相性問題がより発生しやすいのでSamsungと サンディスク(SanDisk)の64GB、Class10以上のSD カードをお勧めします
とあり。
自分がAUTO-VOX X1で使っているのもこちらのSDカードだが、ほぼ毎日の動画の繰り返し書き込みというタフな使用にも耐えてくれている。
特に不満もなく、調子も良いので買い替えの予定はないが買い替えるとしたら後継の
「AUTO-VOX X6」かなと思い、少し「AUTO-VOX X6」ついて調べてみた。
こちらのAmazonの公式ストアページによると・・・
X1と大きく異なるのが「フロントカメラ分離型」という点。
X1では本体にフロントカメラが装着されているので装着が簡単というメリットはあったが、「ミラーが動く(動かす)とカメラも動くことになってしまう」というデメリットもある。
この問題をスマートに解決しているのはさすが!
そして配線もシンプルになっており、自分のX1のように本体から3本ではなく1本の配線でまとめることが可能とのこと。
それではバックカメラやシガーソケットの配線を活かしてX1部分の本体部分をそのまま「AUTO-VOX X6」に交換可能か調べてみた。
残念ながら「AUTO-VOX X6」はシガーソケットケーブルがなく、ヒューズボックスから電源をとるしかないようだ。
また、ケーブルの規格もX1と変わっているようで本体だけの交換は出来ずカメラや電源関係全て入れ替えるしかない。
ということで、簡単に交換はできないようだけど万が一X1がダメになった時はバックカメラもセットになっていてお得な「AUTO-VOX X6」が第一候補間違いない!!
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