テラノレグラスを購入するにあたって、ある意味もっとも心配だったのが所謂「ディーゼル車規制条例」だ。
今回の車種は初年度登録が2001年のディーゼルエンジン車ということでこれに引っかかるような気がした。
実際、ネットでユーザーの声を調べてみると「良い車だったけどディーゼル規制で泣く泣く手放した」という声が何件かある。
自分でもまだ知らない点も多かったが、下見に行った時に聞いたら「群馬県では登録できるのでOKですよ」とのことだった。
まずはディーラーの人曰く、最もディーゼル規制の条例が厳しいとされる埼玉県のHPを見てみる。
【総合案内】埼玉県生活環境保全条例に基づく自動車対策 - 埼玉県
《参考》自動車NOx・PM法の車種規制の概要
自動車NOx・PM法とは
自動車NOx・PM法の窒素酸化物(NOx)及び粒子状物質(PM)の排出基準に適合していない車は、対策地域内での登録はできません。
また、対策地域内で既に使用している車については、装置を装着して条例の規制に対応しても、自動車NOx・PM法の窒素酸化物(NOx)及び粒子状物質(PM)の排出基準に適合していない場合は、その車種及び初度登録年月日に応じて定められる猶予期間が過ぎると車検に通らなくなります。
対象車
なるほど。
確かに、対象車としてディーゼル乗用車ともある。
さらに、日産のHPで対象車に該当するか一応見てみると・・・
【STEP.3】識別記号の確認
- 車検証の「型式」に記載されている「-」より前のアルファベット(識別記号)を確認します。
- 下表の識別記号から、NOx・PM法の規制対象車か確認します。
- NOx・PM法の規制対象外の場合は、おクルマを登録することができます。
対象の場合は、対策地域でおクルマを登録することができません。
識別記号桁数 | 識別記号 | NOx・PM法 | ||||||||
識別記号3桁 | すべて | 対象外 | ||||||||
識別記号2桁 | GA- GB- GC- GE- GF- GG- GH- GJ- GK- GL- KK- LA- LB- LC- PA- PB- TA- TB- TC- UA- UB- UC- UD- |
対象外 | ||||||||
KA- KB- KC- KD- KE- KF- KH- KJ- KM- KN- KP- | 対象 | |||||||||
KR- KQ- KG- | ※1 | |||||||||
識別記号1桁 | E- R- | 対象外 | ||||||||
H- J- K- L- M- N- P- Q- S- U- W- X- Y- | 対象 | |||||||||
T- Z- | ※1 | |||||||||
記号なし | すべて | 対象 |
- ※1識別記号ではNOx・PM法の規制対象車となりますが、実際のNOx値やPM値が低いため、下表の車種は対象外となります。
テラノレグラスの識別記号は「KH-」で始まる「KH-JTR50」なのでやはり該当地域で登録は出来ないということになるようだ。
群馬なら登録は出来る。
しかし、もう一つ気になる点があった。
規制地域への乗り入れは出来るのか?
これについても、ハッキリした情報が見つけれらなかったのでディーラーの方に調べてもらった。
埼玉県生活環境保全条例による自動車対策の概要
1 ディーゼル車対策(第31条から34条)
条例によるディーゼル車排出ガス規制
県の粒子状物質排出基準を満たさないディーゼル車は県内全域で運行が禁止されています。
(県外から流入するディーゼル車も対象になっています。)
規制の内容 |
|
---|---|
対象地域 |
県内全域 |
対象車種 |
|
猶予期間 |
初度登録の日から7年間は、規制を適用しません。 |
排出基準 |
県の粒子状物質排出基準の施行時点における、国の新車に対する排出基準の |
ディーラーの人が埼玉県の担当部署に確認をしたところ、こちらの表にもある通り“ディーゼル乗用車”は乗り入れ(運行)禁止対象車種にならないとのこと。
ということで、、、
テラノレグラスは規制地域へ乗り入れも出来る!
あまり首都圏に行くことはないけど、群馬に隣接している地域も対象なので安心した。