軽井沢と名前がつくが、長野県ではなく群馬県吾妻郡長野原町の大字である北軽井沢。
かつては草軽電気鉄道という軽井沢駅と草津駅を結ぶ小さな鉄道も走っていた場所で、軽井沢以上に標高が高い避暑地&別荘地でもある。
そんな北軽井沢の中心地、北軽井沢観光協会のすぐ隣にはレトロな草軽電気鉄道の「北軽井沢駅舎」が残っている。
そしてこの駅舎のすぐ隣にあるのが食堂「ますや」。
北軽井沢を訪れた際、いや北軽井沢付近を通る時でも出来るだけここに寄りたいと思わせてくれるお店。
そして先日、2021年8月26に店を訪れたところ・・・
のれんも出ていないし看板の感じが何かおかしい・・・
「お知らせ
コロナ禍の折、店主高齢、感染予防、諸事情により飲食店閉店の運びとなりました。お客様各位には大変御迷惑をお掛け致します。長きに渡り御利用頂き有難うございました。心より御礼申し上げます。
店主」
<貼紙原文のまま>
「ますや」閉店にあたっては様々な事情があったようだけど、やはりコロナによる影響が大きかったんだろうなと。
直近で訪れたのは半年ほど前の冬だったけどその時はまだ普通に営業されていたので閉店には驚いた。
文面には御迷惑をおかけ致しますなんてあるけどとんでもない。
こういった形での閉店は店主としてもやりきれず心苦しいはずなのに丁寧な文面に心をうたれた。
それだけに閉店前にもう一度食べておきたかったと後悔。。。
とりあえずスマホやパソコンに残っていたますやさんでの食事写真を思い出に掲載していきたい。
(※写真が見つかり次第、随時追加予定)
この時は席の配置も変わり、コロナ対策をしながら営業されてるなと思っていたが・・・。
そして最後となった2021年3月に訪れた時にたまたま店舗裏にあった「一楽」を見に行ったのでその時の写真も。
こうして見ていると思い出してしまうなぁ。。。
【2021年10月15日撮影】
こちらは何とか閉店間際に行けた店↓
TVドラマ「絶メシロード」の原作にもなった「高崎ゼツメシリスト」にも掲載されていた歴史あるお店だったが、本当に絶滅(閉店)してしまう店も出始めている。
食べられる内に出来るだけ食べておきたいと改めて思った。